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登場人物裏話(その1)
読んで字の(以下略)
ってことで読んでやってくださいな。




加地荘兵(地虫十兵衛)・小菅四郎(小豆蝋斎)・水木源五郎(雨夜陣五郎)

 …最も可哀想な扱いを受けた3人です。自分の中では印象が薄いんでしょうね(汗)。当初、加地氏は15話でパーク
ゴルフ場の管理員として登場する予定でした。善政の友人という設定で、善政やイトと共にパークゴルフを満喫する
はず…が、イトが腰を痛めているということでお蔵入りになったわけです。もう少しスナックの話を出しても良かったの
かも。


樋浦光代(阿福)

 名目上は阿福がモデルですが、まったく原形を留めていないキャラの一人となりました。悪女にはしきれず、自分
自身の価値観だけを基準にした女性となったのでした。価値観の押し付け故に親子間に軋轢が生じ、結果として蛍
が家出する形となったわけですが。
 しかしながら、彼女と蛍が完全に対立していたわけではありません。経営者としてではなく、母親としての彼女を蛍
は好いています。転ばぬ先の杖といわんばかりに進路を提示しているが故、子供にプレッシャーとなっている事例の
一つとして捕えても良いでしょう。


輪西駿介(室賀豹馬)

 開眼した豹馬となりました(笑)。現世においても師弟関係が保たれたということで。甲の父を政利にするか彼にす
るかで、執筆を始めるまで迷っておりました。その結果、祖父も父親もふたりとも聡明ではつまらないという理由から
甲の恩師となったわけです。
 13話のみの登場でしたが、甲と彼とのメールのやり取りを書けば機会も増えたんでしょうね(汗)。甲の将来の展望
を補足する形で、あれこれ書ければ良かったんですが。非常に惜しいキャラでした。


長門未智(お胡夷)

 蛍と絡んだり輪西教諭の教え子であったりなど、面白みのあるキャラとなりました。表向きは突っ張っている一方、
内心では心に拠り所がなくて不安、という面も持ち合わせています。今作品では最も現代っ子らしい彼女なのかもし
れません。
 物語の根幹に関わらないキャラとして設定していたので、彼女の登場回数は2回にとどまりました。兄(信二)と手を
繋いで帰るシーンが自分のお気に入りだったり。仲良くも喧嘩しつつも頑張ってもらいたいものです。


白鳥則男(鵜殿丈助)

 単なるおデブさんになってしまったような(汗)。信二と併せて飾りでしかなかったので、これといった人格を定めな
いまま書いておりました。元道警の爆発物処理班で、奥さんと3人の子供がいる…という設定は裏設定となってしま
いましたね(泣)。
 実は彼にも25話で役目があるはずでした。甲達の会話から、信二とともに爆弾を処理させようかとも思ったのです
が…短時間で処理できるわけもなく、そのまま見守る形となりました。彼の再就職先が早く見つかるといいですが
(苦笑)


長門信二(如月左衛門)

 兄様よりも寧ろ「風光る」の斎藤さんに引っ張られてしまいました(滝汗)。上田氏よりも関氏の声が頭の中で聴こえ
ていたり。彼もまた、変装させて潜入させるなど活躍が出来そうだったんですが…やはり惜しいキャラの一人です。
 とはいえ、彼と未智が13話で輝けた(笑)のはせめてもの救いです。簡潔ながらも兄妹のやり取りが書けて幸せで
した。今後はフリーターとして、保護者や兄として未智の支えになっていくんでしょうね。


瀧月絹恵(朱絹)

 由衣と哲也の母であることは妥当であったりします。原作(アニメ?)のふたりを思い浮かべると何となく想像がつく
…はず。元ホステスという設定は、陽子同様見た目からでした(汗)。現在は一人で(時々由衣も手伝いますが)喫茶
店兼スナックを営み、赤字にもめげず頑張っている苦労人の一人です。
 当初は由衣との語らいが多くなると思いきや、実際は哲也のほうが多くなってしまいました。由衣には既に甲がい
るので、自然とそうなってしまったわけですが。2話では一緒に由衣の洗濯物を捜索(笑)したりなど、親子仲の良い
場面が多く書けてよかったと思っております。


瀧月イト(お幻)

 由衣よりも蛍との関わりが強くなりました。蛍が家出したきり辰巳の家に引きこもらせるわけにもいかず、蛍の相談
相手諸々を受け持つ役となったのでした。蛍の母(光代)とは明らかに違う人生を送っているわけですから、ものの見
方も当然違います。蛍にとってはおそらく祖母のような存在だったのかもしれませんね。
 また、15話で甲の祖父(善政)との関係が明らかにされました。元許婚ながらも、現在に至るまで交流が続いてお
ります。原作では不可抗力(←と自分は敢えて呼んでいますが)により、"相思相殺"の関係にならざるを得なかった
二人でした。せめて現世において今後も睦まじくしてほしいもんですね。


伊秩善政(甲賀弾正)

 甲の保護者のみならず、イトの元許婚という設定となりました。決して目立つことはありませんでしたが、脇役の中
ではおいしい役目をもっていったような気がします。6話での甲への語りかけや15話でのイトとのやり取りなど、単な
る脇役ではない風格を表しておりました。
 今後も甲の相談役や息子夫婦の仲裁役、イトとの逢瀬(笑)など悠々自適な余生を過ごすんでしょうね。札幌離れ
した(?)風光明媚な定山渓はスローライフを送るのに適しているのかもしれません。温泉も入り放題だし其処彼処に
無料の足湯もあるんで、まさに至れり尽くせりですね(笑)


伊秩政利(霞刑部)

 暴力団員から予備校講師、更には薬局経営と華麗なる転身っぷり(?)の父親でした。これはこれで面白い設定だ
ったのですが、影が薄くなってしまったのは残念でしたね。19話で彼が主役で天野とのやり取りを予定していたんで
すが、話の都合上カットされてしまったのでした。その結果、24話で天野との関係が簡潔に語られるにとどまることに
(汗)。
 陽子を理性とするならば、彼は専ら甲の本能面でサポートする役回りでした。故に6話のように陽子に呆れられたり
もしますが、仲睦まじい夫婦でございます。12話や最終話などで、彼と陽子、善政が団欒しているシーンは自分のお
気に入りです。ボケとツッコミ、真打のツッコミ(笑)みたいな感じで漫才めいたシーンを作っても面白かったかも。


伊秩陽子(陽炎)

 彼女もまたホステスから専業主婦、更にはスクールカウンセラーと、政利と並ぶ華麗なる転身っぷりでした。彼女の
場合は現職の設定が生かせてよかったと思っております。13話での未智へのカウンセリングのシーンは、甲のいじ
めと向き合っていたからこそあのような共感の言葉が紡げたのです。
 彼女の出番は15話で終わりだったのですが、せっかくなので最終話にも出ることとなりました。甲の基盤は由衣の
みならず、家族ぐるみで形成されているという意味合いもこのシーンに込めておりました。ふたりの睦まじい姿は、母
親として大いに喜んでいたに違いありません。


真室川仁(蓑念鬼)・町田寛(風待将監)

 どう見ても悪人面(?)の念鬼と将監が彼等のモデルでございます。原作での特徴や活躍っぷりからも、強烈なイン
パクトがありました。
 彼と町田に関して、完全な悪人となってしまったのが非常に残念でした。彼等の家族に関しても描写があれば、少
しは人間らしさを表せたのかもしれません。これまでの作品でも敵側のドラマに関してどうしても薄くなりがちでした
が、今回も例に漏れなかったようです(涙)。敵方の主役が天野と岡部父だったせいもありますが。
 町田はともかく、真室川に関しては予備校での講義などの描写があればマシだったのかも。担当科目は自然科学
(科学や生物等)という裏設定もありましたが、やはりこれも日の目を見ることなく終わっています。全52話であったな
らば彼等の個人エピソードも書けたのではと思います。




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